第29回河口湖日刊スポーツマラソン


2004/11/28  天候:快晴


 前回のフルマラソンから5日後、今週2回目のフルマラソンである河口湖マラソン。5日前にフルを走り、さすがに足にはダメージが残っているようで筋肉の収縮がスムーズでない、つまり曲げ伸ばしが鈍いというか疲れる。当日の朝になり多少良くなった感はあるが、これではタイムが狙えるはずがない。ということで今回はタイムは狙わず、気楽に楽しく走ることにした。一応3時間は切りたいという気持ちはあるがそんなに強い気持ちではなく、楽しく走るんならということでデジカメを持って走ることにした。普段のフルではタイムとの戦いになるのでそんな暇はないのだが、今回は余裕である。

 朝4時に起き、電車で河口湖へ向かう。現地は非常にいい天気なのだが、とっても寒い。迷わず長袖を着て走ることに決めた。この大会は朝あまり時間に余裕がない。8時半スタートなので、急いで準備をしてスタート地点に並ぶ。大会参加者は全部で1万人を越えるというマンモス大会なので、スタート地点の混雑は大変なものである。去年は人をかき分けてスタートしていって大変だったが、今年は陸連登録者として参加しているので優先的に前のスタート位置がもらえる。さっきまでとっても寒かった気がしたけど、なんだかちょっと平気かなと思えるようになって来た。と、周りを見ると長袖の人なんかいない。周りは陸連登録者だから気合の入った人ばっかり。半袖にすればよかったかなぁ。



 スタート。はじめからあまり気合が乗ってこないので大勢の人に抜かれる。みんなはじめから頑張るなぁと思っていたが、1、2km地点で時計を見ると自分もそこまで遅いわけではない。みんなはじめからこんなに飛ばすと絶対ばてるぞと思いながら、自分は気合が乗らない。足はやっぱりちょっと重く、これじゃ無理だろうなと思いながら、一応いつものペースである1km4分ペースで走ることにした。天気が非常によく、富士山がとってもきれいである。



 5km通過。朝寒かったせいか、トイレが近い。今回はタイムへのこだわりも少ないので、余裕でトイレに寄る。1分くらいのロス。5kmまでは湖沿いではなくて、多少アップダウンがあったが、5kmを過ぎると湖に出てほぼ平坦になってきた。ここをあと2周するのか、結構あるな。所々にぎやかなところでは沿道の人が多い。でも湖の反対側はランナー以外いないところばかりである。10km、15km、20kmと前半のロスタイムはあるが、1km4分のいいペースを刻みながら通過。

  

 25km地点くらいでまた始めに湖に出てきたところに合流する。もう1周とちょっと。いいペースで走っているとちょっとずつ前のランナーを追い越せて、気分が良くなってきてようやく気合も乗ってきた。ここらでちょうどいいペースで走っている人たちがいたので、しばらくくっついて走ることにした。人のペースについて走っていると、ちょうどいいペースだとなんだか楽なのである。



 橋を渡って下っていると前の人たちがいなくなってしまった。自分のペースが上がったのか?1km4分ペースで走っているので、これ以上ペースを上げるとつぶれてしまうことはこれまでの大会で確認している。でも、多少はペースが上がっているかもしれないけど、これは絶対周りが落ちてきてるんだろなと勝手に思った。河口湖1周のカテゴリの人たちも混ざり、自分より遅いランナーがたくさんになってきた。人を追い抜きながら走るのは気分がいいが、気をつけないと飛ばしすぎて危険である。



 30km通過。この5kmは19分台になり、やはりややペースが上がっているよう。でもこの程度なら問題ない。まだ体力は残っているように感じられる。前回はこう思ってて最後大きく落ち込んだのだが。30kmから35km、もう誰にも抜かれない。この5kmは19分台前半。この距離表示は間違ってるんじゃないかと思った。そんなにペースを上げている気はないからだ。しかもこれだけ走ってきて、この場所でこんなにペースを上げられるはずがない。しかしこの疑問は間違っていることにちょっとして気づいた。地面の端に1kmごとに距離が印付けてあるのだが、そこで確認すると35kmから36kmの1kmを3分45秒で走っている。この終盤に来て信じられないペースだった。しかもまだ元気。このペースでゴールまで、あと7km行けそうな気がしていた。だんだん1周遅れのランナーや河口湖1周のランナーが増えてきて、道路の左側は満杯になってきた。常に中央線を走るようになっていた。右側は車。給水所があっても立ち止まっている人がいっぱいで入り込むこともできない。でも今回の僕はここに来ても元気である。水がなくても大丈夫。あと5kmくらいなら何とかなりそう。だんだん、もしかしたらベストタイムが狙えるんじゃないかと思ってきた。ここから1km4分でいければベストタイムと同じくらいになる。っていうかベスト狙える。あと5kmの看板が出てきたころには確信になってきた。1km4分より速いペースで走っている。まだ元気。
 ロングスパートをはじめて5kmを過ぎ、40km地点を越えたころにちょっと息が上がってきた。でもあとは気合。最近根性がない走りが続いているが、このくらいは何とかなるだろう。40kmの看板は見落としたが、あと1kmの看板を発見。スパート。最近いつもこの最後の1kmが非常に長く感じられるのだが、今回は大丈夫。まだかまだかとは思ったが、スピードに乗ってゴール。2時間48分44秒の41位、ベストタイムを1分更新した。

  

 走り終えると「courir(クリール)」というランニングの雑誌から取材を受けた。どうもタイムのわりに格好が素人っぽく見えたかららしい。確かにこのタイムで走る人はランシャツ、ランパンは当たり前である。長袖で走っていた僕は市民ランナーとしてもエリートランナーには見えない。どうやってスタミナをつけているかということがテーマらしいが、メインでやっているソフトテニスをしてとか、ウルトラをいっぱい走っててとかしゃべっていたら、なんだかますます興味を持って聞いてくれた。じゃぁ、特にスタミナをつけるための練習というのはやってないんですね、と。タイムが出たからというのもあるが、うれしくていっぱいしゃべっていた。これをまとめるのは大変だぞと思った。写真も撮られ、今度の雑誌に載るかなぁ。
 走り終わった後も全然元気。まだ走れるし、サービスの豚汁も何杯も食べれた。いい結果が出た大会はこうなんだよなぁ。

 でもどうして今回ベストが出たんだろう。前回の大会で記録を狙っていたのにいまいちで、そのダメージが絶対抜け切ってなかったはずなのに。このなぞを解析して次につなげる必要がある。

良かったと思えること
 ・序盤のペースが遅かった。
 ・気温が比較的低くかった。
 ・気楽に走った。(デジカメを持って走った。)
 ・昨日からFe入りのウエハースをいっぱい食べた。(1日所要量の6倍?) 血中の鉄分が増えた?
 ・SAVASのエナジータブが効いた。(給水所にいっぱいあった)
 ・前回より体重が1kgくらい軽かった、はず。

だめだと思っていた理由
 ・5日前のフルのダメージはあった、はず。
 ・序盤の混雑とトイレに寄ったこと。
 ・アップダウンがちょっとあった。

 よく分からないがとにかくよかった。楽しく走るという目標は達成でき、ついでにタイムもついてきた。紅葉はちょっといまいちだった気がしたが、天気は非常によかったし、ベストタイムは出たし、とっても気持ちよく走ることができた。


記録・5kmごとのラップタイム

地点 通過タイム ラップタイム
0km
5km 20分50秒 20分50秒
10km 41分50秒 21分00秒
15km 1時間01分57秒 20分07秒
20km 1時間22分06秒 20分09秒
25km 1時間42分16秒 20分10秒
30km 2時間02分08秒 19分52秒
35km 2時間21分46秒 19分38秒
40km 2時間40分35秒 18分49秒
42.195km 2時間48分44秒

前半:1時間26分35秒  後半:1時間22分09秒

後半のほうが速い!僕にもこんな走り方ができたんだ。

 
最近のフルマラソンのラップタイム比較


 次は12/19防府読売マラソンに参加予定。制限時間3時間、西日本有数のエリート大会である。実業団選手と一緒に走れるが、関門で止められないように頑張って走らなくては。