第8回 東京・荒川市民ラソン
2005/3/20 天候:くもり
大会ホームページ : http://www.city.itabashi.tokyo.jp/taiiku/marathon-index.htm
荒川市民マラソン。この大会は参加者が非常に多く、今回のフルマラソンのエントリー数は約1万8000人、日本の大会では最大級の規模だと思う。東京都と埼玉県の県境を流れる荒川沿いの河川敷を、戸田から亀戸付近まで行って帰ってくるほぼ平坦で走りやすいコース。道路をまったく走らないため交通規制がなく、制限時間は7時間と非常に長いということや、東京から近いということで参加者の多い人気の大会になっているのだと思う。自分自身この大会の参加は4回目になるが、例年はちらほらとさくらが咲き始めるのが見えるのだが、今年はまだそんな雰囲気はない。
今春はフルマラソンはこの大会一本に絞ることにしている。いつもは練習も兼ねていくつもフルを走って、どこかで記録が出ればという考え方だったが、今回はここで記録を狙いに行く。今年の1月から練習日誌をつけながら練習の量も質も上げ、2月からのハーフ、30kmでも好記録がでていて調子がいいので、きっと自己ベストは更新できるだろうとは思っていた。これまでのベストは2時間48分。去年は1年かかって1分しか更新できなかったが、今回は一気に2時間40分切りも行けるんじゃないかと思い、目標タイムは2時間40分に設定した。1kmを4分のペースで行けばゴールタイムは2時間48分。2時間40分で走るためには5km19分、1kmを3分48秒で走る必要がある。今冬に走ったハーフでは1km3分30秒、30kmでは1km3分35秒で最後まで走りきれているので、そんなに無理な設定ではないだろうと思う。2時間40分を切れば、今年は世界選手権の選考大会にもなっていた別府大分毎日マラソンの参加資格が得られる。気合が入ってきた。
大会前日はクラブの強化練習会とのことでテニスをしていたが、疲れをためないために午前中で上がらせてもらい、体調を整えた。前日は天気はよかったがやや風が強く、当日も風があると嫌だなと思っていたが、幸いマラソン当日は風はほとんどおさまっていた。大会当日は風はなかったが、曇っていて寒い。参加者が多いから早めに準備をして早めにスタート地点に並んだが、寒くて震えそうだ。筋肉が固まってしまう。スタート位置は基本的にはタイム順になっているゼッケン番号順。一番前の群は陸連登録者。自分は陸連登録者なので前のほうのスタート位置を確保した。寒い中スタートを待つ。

午前9時、スタート。前のほうには速い人も多いので、みんな一気にかなりのスピードで走り出す。自分はつられない様に、自分のペースで走り出す。抑え目、抑え目に。この大会は1kmごとに距離表示が出ているのではじめの1km、2kmで入りのペースをチェック。1km3分58秒ペース。ちょっとゆったり入りすぎか、徐々にペースを少し上げ、5km通過地点では1km3分48秒ペースになった。体もようやく温まってほぐれてきた。さぁここから。無理せずペースを保っていこう。決して速く走り過ぎないように。理想は30km過ぎからペースアップすること。それにしても景色は単調である。河川敷を走っているため沿道の応援はほとんどなく、所々でちょっとしたイベントをやっているのと、少年野球とかをやっているのが見えるくらいである。


10km通過、この5kmのラップは18分52秒。まだまだ余裕はあるし、いいペースである。ちょっとずつ前のランナーを抜けるようになってきた。15km、20kmと進むにつれて、同じペースで走る10人くらいの集団になった。気持ちはこの集団の前に出たい気持ちなのだが、それではペースが上がりすぎてしまう。まだ余裕はあるが、ここは無理せずこのペースに合わせる。20km手前くらいで、折り返してきた先頭とすれ違う。デジカメで写真を撮って声をかけるため中央よりに寄ってはしっていたら、そのまま集団の1番前に出てしまった。仕方がないので自分でペースを保ちながら集団を引っ張る。ちょっとしたら折り返し地点が。

今度は逆向きに帰りのコースを走ることになるが、向かい風を感じる。ここまで追い風だとは思っておらず、無風だと思っていたのだが、少し風があったようだ。でも去年の向かい風よりは大したことはない。後半戦、ここからが勝負、本当のマラソンのスタートだ。まだ余裕があるのでペースをキープする。走りながら自分撮りにも挑戦。これは難しい。何回やってもうまく取れないし、ピントも上手く合っていなかった。

25km通過。まだ大丈夫?ここまでずっと1km3分48秒、誤差は1,2秒で正確に走ってきている。素晴らしい。ペースメーカーみたいだ。このペースを維持するのは問題ないが、30km過ぎからペースアップできるかどうかはちょっと疑問になってきた気がする。ふくらはぎがちょっと張ってきた気がする。30kmからが無理なら35km過ぎからペースアップで、そこまではキープだ。

向かい側はすごい人の数である。10000人以上とすれ違っているはずなのだが、向かい風はこのせいなのかもしれないと思うほどである。どこまで行っても人、人、人。すごい大会だ。
30kmを通過。まだ5km19分で刻めているが脚にはきはじめた。でもあと10kmちょっとだ。予定通り、無理のない範囲でペースを上げてみる。1kmを3分45秒くらいにはなった。でも、34kmくらいでバテ始めた。太ももの裏、表も動きが鈍くなってきて、頑張って走っているはずなのにペースが落ちていく。30km〜35kmの5kmのラップは結局19分くらいにおさまってしまった。
あと7km。まだ2時間40分を切れるペースなので、いけるところまで頑張ってみようとロングスパートを試みる。35km過ぎにはシャーベットが出てくる給水所があり、これまではこれを楽しみに走ったこともあったのだが、今回は泣く泣く素通りして頑張ってみる。給水したりすると一旦呼吸が止まるので苦しくなる。あとちょっとだから給水しなくてもいいだろうと思い、水も取らない。ここまでで一番頑張って速く走っているつもりなのだが、どんどんペースが落ちていく。40km手前では1km4分も切れなくなってきた。あと2km。ゴールはまだか。最後は1km,1kmが非常に長く感じられる。あと2kmを7分で走らないと2時間40分は切れない。さすがに無理か。でもベスト更新は間違いないので、最後のひと踏ん張りだ。
ようやくゴールが見えてきた。でも最後の直線がまた長い。ゴール直前で写真を撮りながらラストスパートすると、沿道からは笑い声が。


ようやくゴール。結局タイムは、自分の時計で2時間41分39秒。最後に結構落ち込んだが、自己ベストを7分の大幅更新だ。これはうれしいが、目標タイムには達しなかったのがちょっと残念でもある。走っているとき、ゴール直前はとってもきつかったのだが、ゴールするとまた元気になってしまう。力を使い切るのが下手なのだとまた思ってしまった。


そして、今日もテニスの強化練習会は行われている。ゴールして30分後には会場を後にしてテニスをしに行く。移動中に昼食をとろうとしたが体が受け付けない。そして午後はテニス。夕方、練習が終わるころにはもう動けないくらいにつかれきった。これだけ疲れたのは久しぶりだ。
結局、今春2時間40分を切ることはできなかったが、大きく自己ベストを更新することができて自信にもなった。2時間40分を切っての別府大分毎日マラソンは現実的になってきたし、もう少し練習の量と質を工夫すれば、2時間30分を切って東京国際マラソン等も狙えるんじゃないかと思えるようになってきた。しかしその前に、夏にはまたウルトラマラソンが待っている。こっちはのんびり楽しく走れればいいので、また楽しみである。頑張って速く走るフルマラソンはまた秋に頑張ることにする。
記録・5kmごとのラップタイム
地点 |
通過タイム |
ラップタイム |
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ベスト時ラップ(2004河口湖) |
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0km |
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5km |
19分27秒 |
19分27秒 |
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20分50秒 |
10km |
38分19秒 |
18分52秒 |
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21分00秒 |
15km |
57分23秒 |
19分04秒 |
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20分07秒 |
20km |
1時間16分22秒 |
18分59秒 |
|
20分09秒 |
25km |
1時間35分17秒 |
18分55秒 |
|
20分10秒 |
30km |
1時間54分16秒 |
18分59秒 |
|
19分52秒 |
35km |
2時間13分12秒 |
18分56秒 |
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19分38秒 |
40km |
2時間32分36秒 |
19分24秒 |
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18分49秒 |
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42.195km |
2時間41分39秒 |
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2時間48分44秒(ゴールタイム) |
前半 1時間20分40秒 後半 1時間20分59秒
そんなに速く走っているつもりはなかったのだが、こうして見ると去年の秋より結構速く走っていることになる。去年はあんなに頑張って走って5km18分49秒だったのに、今回は普通に走って5km19分を切っている。素晴らしい。前後半でタイムはほとんど変わらず走れてはいるが、やはり後半もう少しペースが上げられれば・・・課題である。