第26回 つくばマラソン

2006/11/26 天気:曇り     茨城県つくば市

記録: 2時間42分06秒  63位  (中2日のフルマラソン) 

 一応の自己ベスト更新の大田原マラソンから3日後、筑波大学構内発着のつくばマラソンに参加した。この大会のコースはほとんどフラットで、記録が狙えるとのことで興味があった。でも、もちろんこのコンディションでは記録など狙えるはずがない。いろんな人に会いに行くのが主な目的。ランナーだけでなく。

 天気予報によると、今日は夜から雨。途中で降られなければいいなぁというのと、あまり寒いと嫌だなという気持ちと。つくばマラソンは、その走りやすいコースのため、年々参加者が増えていると聞いたことがある。今年は1万人くらいが参加しているらしい。朝のつくばエクスプレス秋葉原駅は予想以上の人。電車を遅らせて座っていったが、最後には一杯になっていてびっくり。徐々に窓ガラスが曇っていく様にもびっくり。やっぱり寒いんだ。

 陸連登録しているのでスタート位置は前の方へ。でも、全体的に人が多かったのでトイレはあきらめた。多分お腹が痛くなるだろうな。最近分かってきた。お腹に物が残った状態でがんがん走ると、お腹で物が揺れてお腹が痛くなる。そして肝心の脚だが、昨日よりは走れるようになっていそうだが、走り出してみないと分からない。今日は記録は二の次。リラックスして走れそうだ。

 

 スタート!そこまだ寒くは感じなかったので半そでで出走。記録を狙っている人が多いからだろうが、みんな一気に飛び出す。僕は控えめに、どのくらい走れそうか確認するように走り出す。まずは学内を周回。どのくらいのペースで走り出したのかよく分からない。感覚的にはゆっくりめ。紅葉が進んでいるところで、走っていて気持ちがいい。

 

 スタート地点に戻ってきて5km。20分40秒!?いくらなんでもゆっくり過ぎないか?感覚的にもまだ上げられそうな気がしたので、少し前を追ってみる。
 学外へ出て大通りを行く。フラットの真っ直ぐで走りやすい。どんどん前の集団に追いついていく。10km通過したこの5kmは19分15秒。うん、このくらいなら。始めの5kmの分を取り戻したい気もするけど、まぁこのままでいいや。まだ今日の自分の状態がよく分からないので、無理せず、最後に余力があったらペースを上げることにしよう。

 

 つくばというと、今でも駅の周り以外は研究施設や会社以外何もないと思っていた。確かにそういうところも走ったが、思っていたよりは見るところ、写真を撮るところはあった。筑波山はよく見えた。
 15km、20kmとイーブンペースで通過。そろそろ少し脚が重くなってきてペースの維持が大変になってきた。折り返しコースなので先頭グループとすれ違った。招待選手で、今年の春まで会社の陸上部にいたオリンピックメダリストのワイナイナ選手が走っているらしいが、ちゃんとトップで走っていた。

 

 中間点を過ぎ、折り返し。折り返すと徐々に対向車線のランナーの数が増えていく。すると、少しずつ向かい風を感じるようになって来た。これはきっと人の流れによる風だ。大規模な往復コースの大会だといつもそうだ。仕方ない。ちょうどいいペースの風よけになるランナーがいるといいんだけど、失速していく人ばかりだ。同じペースだと追いつかないのは当たり前なんだけど。
 25km通過。まだ5km19分台前半のペースを維持。でも、余力は少しずつ減っている。

 

 30km通過。ペースはまだ変わらず。少し上がってきたかもしれないと思っていたけど、そんなことはなかった。対向車線の人の流れがようやく少なくなってきて走りやすくなってきた。
 再び大通りに帰ってきた。走る方向のせいか、より走りやすくなってきた。前に目標となる集団もあるので少しずつ追いかける。でもまだ10km以上はあるので35kmくらいまでは我慢だ。大田原のときと同じ。でもあのときより脚の重さはない気がする。

 

 35km通過。やっぱりペースは変わらず、5km19分台前半。誰にも抜かれずどんどん前を追い抜いていく。さっきからずっと、前にいいペースでいいフォームで走っている赤いウェアの人がいる。ようやく追いついた。フルマラソンでこのくらいのペースで走る人たちは、集中してまじめに走っている人が多いのであまり声をかけないようにしている。しばらく併走している中で、陸橋を越える軽い上り坂があった。これまで全く坂がなかったので、これでもきついと思ったのだが、「げっ、こんなところにこんなのがあったのか」と独り言を言っていたら、軽く反応して笑っていた。そんなことをきっかけにひと言ふた言、話をした。あと3km。多分ペースが上がっていると思うのだが、いよいよ脚も呼吸もきつくなって来た。今日はそんなに頑張る理由がないので、手を抜いて楽をしようかと思った。ただ、さっきからずっと併走している相手もきつそうだ。「まだ行けますか?引っ張っていた方がいいですか?」「引っ張ってください」「じゃぁ、頑張りましょう」。やっと頑張る理由が見つかった。この人がペースを落とさない限り僕もこのペースで引っ張っていこう。

 

 再び学内へ。そして40km通過。この5kmはなんと18分11秒。ここに来て最速ラップ。しかも1分も速い。やっと気合が入ったか。スタート地点に戻ってきてあと1km。併走相手はこのままいくとベストタイムが出るようだ。しかもここからラストスパート。スピードのない僕はついていけない。ようやく仕事が終わった。このままペースを落とさずラストだ。競技場が近づくにつれ賑やかになってくる。

 

 ラスト競技場1周。久しぶりに会う友達も応援に来てくれていた。ラストスパートしてゴール!タイムは2時間42分06秒。今日の目標は充分クリア。予想通りお腹はやられてしまったけど、脚は何とか最後まで持ったし、満足満足。

 

 この大会のコースは本当にフラットで、とっても走りやすかった。これまで走ったフルマラソンのコースの中で一番走りやすかったかもしれない。今日は気候も走りやすい気候で、このコンディションじゃなければ・・・と思った。
 普通のマラソン大会だとランナーの知り合いにしか会えないけど、この大会では走らない友達にも会えて楽しかった。何だか二度おいしい、お得な大会だと感じた。



記録・5kmごとのラップタイム

地点 通過タイム ラップタイム
0km
5km 20分40秒 20分40秒
10km 39分55秒 19分15秒
15km 58分52秒 18分57秒
20km 1時間18分16秒 19分24秒
25km 1時間36分28秒 19分12秒
30km 1時間56分48秒 19分20秒
35km 2時間16分04秒 19分16秒
40km 2時間34分15秒 18分11秒
42.195km 2時間42分06秒