第19回 大田原マラソン

2006/11/23 天気:晴れ     栃木県大田原市

記録: 2時間35分17秒 (自己ベスト)  16位   


 2006年秋~2007年春のフルマラソンシーズン。今年はこの大田原マラソンから始めることにした。都心からもそれほど遠くなく、走りやすいコースや雰囲気がそろっているので、毎年参加するお気に入りの大会である。
 ウルトラマラソンを走っていると、スピードを出して走る走り方を体が忘れてしまうような感覚があるので、スパルタスロン、えちご100kmの後、しばらくスピードの切り替え期間を置いた。そこで今回は、どの程度スピード感が戻ってきたか、現状の走力はどの程度か、いくつか確認するための大会でもある。スピードがいまいち戻りきらないまでも、夏にあれだけ走りこんだこともあるので、自己ベスト更新くらいはしたい。

 大田原マラソンは制限時間が4時間とやや厳しめの大会なこともあってか、スタート時間が10時40分と少しゆったりである。そのため、日帰り参加が充分可能である。朝5時過ぎに寮を出発し、鈍行でも9時過ぎには会場に到着。きれいな体育館でゆったり準備し、スタート地点へ。参加者もそれほど多くないので、そこまで混雑しない。ゼッケン1番の招待選手は元オリンピック選手、旭化成の森下選手だ。

 

 天気予報では午後から雨なんていっていたけど、むしろ晴れてきている。そんなに寒くない。風は少しあるけど予想よりは弱い気がする。コンディションはいいといえるだろう。

 招待選手の後ろからスタート。周りにつられて飛ばしすぎないよう、それでいてある程度のペースには乗れるよう走り出す。久しぶりのフルなのでスピード感がよく分からない。
 あっ!去年30km過ぎまでずっと後ろに付いていた女子3連覇中の人がいた。同じくらいのタイムのはずだからこのくらいでいいんだ。

 

 競技場を1周半して外へ。さぁ行くぞ。
 5kmを前にして、早速単独走行になってしまった。前の集団まで少し距離がある。序盤は弱い追い風のようなので集団に入る必要はないけど、方向が変わるときのためにあの集団に追いつきたい。でも間隔は全く変わらない。まぁいいや。

 

 5km通過。17分40秒程度。今日は5km18分くらいの予定なので少し速め。前の集団は5km17分30秒、キロ3分30秒の2時間30分狙いか。よしっ!いけるところまであの集団についていってみよう。少し頑張って数キロ先でやっと追いついた。このまま30kmくらいまでついて行ければ自信になるぞ。
 10km通過は35分20秒。方向が変わって向かい風を感じるようになっているので、集団を引っ張る人のペースが伸びていないのか。集団を引っ張るのは日本語ぺらぺらの外人選手。今年の別大マラソンの前夜パーティーで前に座っていた人だ。確か僕より2分くらい速い記録を持っているはず。でもちょっと速くないか?
 15km通過。何とかここまでついていけていたが、そろそろこのペースはきつくなってきたぞ。この大会のコースは2周回なので、また方向が変わって向かい風はきつくなくなったようだ。このペースでは走りきれなそうなので、そろそろマイペースにしよう。集団が崩れる。

 

 20km通過。スタート地点の近くに戻ってきたが、この5kmは18分40秒以上かかっていた。このままずるずる行ってしまうのか?しばらく抑えて脚を回復させながら走らないと厳しいぞ。失敗レースにはしたくないぞ。

 再びスタート直後の方向。風は感じず、徐々に脚が戻ってきた。一度抜かれたスパルタスロンで併走したウルトラランナーにもまた追いついた。調子が戻ってきてうれしいけど、ここでまた飛ばしてしまうと終盤きつくなるのは目に見えているので、少なくとも35kmくらいまでは我慢だ。

 

 25kmを通過。再びキロ3分35秒ペースに復帰。でも我慢。何度も自分に言い聞かせる。単独走行にもなったので独り言にもして声に出して言い聞かせる。
 30kmを通過。キロ3分40秒ペースに落ちているが仕方ない。まだこのペースなら維持できるはず。とりあえずあと5km我慢だ。
 35km通過。明らかにペースは落ちてきている。5km19分ギリギリ。自己ベストくらいは、2時間35分切りくらいは達成したい。ここまで我慢してきたが、ここからペースを上げることは難しそうだ。でもここまで我慢してきてよかった。我慢してなかったら完全につぶれていたはずだ。あとは粘ろう。

 

 この大会のいいところをもう一つ。給水はDAKARAのパック。走りながらでも顔にかからないのでとても飲みやすい。脚にもかけやすい。かけてもべたべたしない。ただ、毎回飲み干せないので、捨てるのが申し訳ない。

 あと5km。いっぱいいっぱい。着地がばたばたして脚への衝撃が大きくなってきた。脚への衝撃を抑えながら走るほどの余裕はない。久しぶりに根性を出そう。集中だ。
 40kmを通過。キロ4分をかろうじて切っているくらいまで落ちてきた。もう少し走れている気がしていたのに。っていうかこんなに頑張って粘っているのに・・・。このままだと自己ベストはギリギリだぞ。
 ラスト1km。こんなに1kmって長かったっけ?すぐ前に2人ランナーがいるけど、徐々につまってはいるけど、ギリギリ追いつけなそうだ。いよいよ、ようやく競技場へ。

 

 毎度のことだが、デジカメを構えてゴールに駆け込むと観衆が沸く。
 ゴール!だけど、ぎりぎり2時間35分は切れなかった。でも自己ベストはぎりぎり何とか更新できたようだ。



 序盤であの集団についていかずマイペースで走っていたら、もう少しタイムは良かったかもしれない。でも、あのチャレンジに悔いはない。まだ力不足だったことがしっかり確認できた。夏の走り込みの成果か、スピード持久力はそれなりにあることが分かったけど、絶対的なスピードが足りない。課題は明確だ。このフルマラソンシーズンにもう一つ高い目標に向けて頑張るぞ。

 余談ではあるが、フルマラソンを万歩計をつけて走ったら3万歩くらいカウントされていた。一歩は1.4mくらいで走っているようだ。
 次は3日後、今週の日曜日にまたフルマラソンだ。さすがに疲労が抜けきらないだろうから記録は狙えないけど、そこそこのタイムでは走りきりたいなぁ。


記録・5kmごとのラップタイム

地点 通過タイム ラップタイム
0km
5km 17分39秒 17分39秒
10km 35分20秒 17分41秒
15km 53分09秒 17分49秒
20km 1時間11分52秒 18分43秒
25km 1時間29分44秒 17分52秒
30km 1時間48分07秒 18分23秒
35km 2時間07分03秒 18分56秒
40km 2時間26分36秒 19分33秒
42.195km 2時間35分17秒 自己ベスト更新