2005歴史街道・丹後100kmウルトラマラソン

2005/9/18 天気:快晴

京都府京丹後市

記録:9時間13分43秒 (男子10位)

 初めてウルトラマラソンに挑戦したこの大会。景色やサポートなどがとてもいいので、なんとなく毎年参加しなくてはと思って参加している大会。今年は2週間後にスパルタスロン246kmが控えているが、直前のロング走の練習、調整と考えて、今年もこの大会に参加した。一人ではロングの練習をする気はしないので、みんなでロングの練習。しかも、今年は同じ大学出身のあと4人と一緒に行ったので、記録も狙わないし完全にお気楽で参加した。

 今回の目標は、疲労をためないようにロング走。そして最終のペース確認である。設定ペースは前半10km54分ペース。これで最後までイーブンペースでいければ9時間。半分過ぎたら1km6分に落とせば、9時間半になる。まぁこのあたりで様子を見ながら、決して無理して飛ばして疲労をためないことを心がける。


 大会前夜。今年は前夜祭で食べ物が出なかった。一昨年はおなかいっぱいに食べ、去年は少ないなぁと思いながら食べたが、今年はついになくなった。でも宿での食事が豪華だから別にいいが。宿のご飯をおなかいっぱいに食べ、温泉に使って9時には寝た。翌日は朝2時起きだ。

 朝2時起床。2時半にこれまた豪華な朝ごはんを食べ、3時過ぎにスタート会場に送ってもらった。まだ真っ暗。でも今年は参加4回目にして、始めて朝雨が降らなかった。月はきれいな満月で雲もなく、今日は暑くなるなと感じさせられた。大会で知り合った人たちと話をしながらスタートを待つ。関西地方で放送している番組の企画で参加しているらしい吉本の人たちが盛り上がっていたが、全然知らなかった。




 そして朝4時半スタート。まだ真っ暗。飛ばし過ぎないようにペースを探しながら走り始める。そして、スパルタスロンに向けて、真夜中ではデジカメでどのくらい撮れるかテスト。フラッシュの届くごく近くの範囲しか、あまり良く撮れなかった。スパルタスロンに向けてNewデジカメを買おうと思っているが、やはり今流行の高感度デジカメか?
 走り始めて早速峠越え。なかなかの坂だが、10kmくらいで峠は越え、ようやく明るくなってきた。ここからは久美浜湾をぐるっと一周する。多少のアップダウンはあるが、初めの峠に比べると全然大したことはない。

  

 20km走って、ペースは51分18秒、50分07秒/10kmに落ち着いた。設定ペースよりやや速い。でも無理している感じはなく、抑えて抑えてなのでまぁいいことにする。でも、このあとは30km、40kmまで10km当たり50分を切る位までペースが上がっていた。抑えているつもりなのだが、つい走ってしまう。
 相変わらず微妙なアップダウンが続く。久美浜湾に出ると、湾内の水面に朝日が反射して非常にきれいである。まだ朝7時過ぎなので涼しくて走りやすい。
 30kmのエイドにはあんぱんが登場した。あんぱんは大好きだ。あんぱんは初登場だが、きのこの山、たけのこの里はどこでも置いてある。これも好き。ようは甘いものが好きなのだが、チョコレートのお菓子は最近あまり食べないように我慢していたので、余計にとてもおいしく感じた。

      

 久美浜湾をぐるっと回って、初めに来た道を戻り、また始めの峠を逆側から越える。行きは暗くて全然景色が見えなかったが、海岸沿いで非常にきれいな景色である。海岸線が美しい。体があったまってきたので、抑えようと思ったのについペースが上がってしまう。まだ脚は元気。フルの通過は3時間35分ほど。
 44.5km付近のエイドにはうどんがある。これを食べることは目標の一つである。ここでしっかりうどんが食べれるということは、まだ元気であるということの確認にもなるし、この先のエネルギー補給がしっかりできるということにもなる。今年もこの目標はしっかりクリア。

          

 50km地点の手前で、一度スタート・ゴール地点に帰ってくる。去年はここでやめようかとも一瞬思ったが、今年はやめる理由はない。素通り。徐々に暑くなり始めてきた。
 50kmの通過は4時間12分。単純に倍すると8時間30分をきるペースだ。予想以上にいいペースで走れているにもかかわらず、まだまだ余力は十分。こんな展開は初めてだ。やはり初めは抑えて入った方がいいのか。まだこのペースをキープしていこう。
 55km地点の手前で、丹後味わいの郷というところに入り、園内を一周する。昔はここで前夜祭が行われていた。園内には人がそこそこいて応援してくれる。応援はうれしい。

  

 その先56km付近のエイドにはおにぎりがある。さっきうどんを食べたばかりなので、おなかを減らすのが大変だ。ぎりぎりうどんの消化が間に合ったようで、ここではおにぎりをはじめ、いろいろエネルギー補給。もちろんあんぱんも。60kmから先はきつい上り坂が始まるので、今のうちに食べて消化してエネルギーにしておかないと。

      

 60kmまでは順調に、54分/10kmより速いペースで余裕を持ってこれていた。60kmのエイドで初めて自分の現在の順位を聞く。8番だそうだ。そんなに前にいるとは思っていなかったのでびっくりこの大会は6位までが入賞なので、ちょっと欲が出たかもしれない。前の2人は見えているし、このままイーブンでいければ入賞できるんじゃないか?とりあえず行けるところまで行ってみる作戦に変更。
 そして上り区間。ほどなく2人をパスして6番目に躍り出る。このまま行けば入賞圏内だ。しかしここの上りはかなりきつい。始めは余裕を持って上っていたはずが、70km付近になるときつくて歩きが入る。もう70kmから先は全く走らず歩いて上る。後ろから抜かれる。ああ、もういいや。ここで無理して疲労をためてもスパルタスロンに影響してしまうので、無理しないで行こう。
 73km付近の碇高原牧場が400mの峠のほぼ頂上だ。ようやく上ってこれた。厚くて厚くて耐えられない。水をじゃばじゃばかぶる。これまで、スパルタスロンの暑さに耐える練習と思って、帽子もかぶらず水もかぶらず走ってきたが、もう限界に近くなってきた。脚はまだそこまで疲労しきっているわけではないようだ。

  

 そして今度は一気に下る。僕は下り坂では抑えて走ることができずに、脚に衝撃をくらいながら一気に駆け下りていく。そしていつも下り終えると足がダメージを受けているのだ。そろそろ写真を撮っている余裕がなくなってきた。海岸沿いに向けて一気に下っていく。
 ようやく80km。暑さにやられ、熱中症気味になってきたような気がする。さすがに帽子はかぶる。気力で走るが、呼吸が苦しい。走って歩いての繰り返しになり、後ろからランナーに抜かれるようになる。海岸沿いの道を行き、景色はとても美しい。

  

 もうきつい。体が熱を持っているのが分かる。体を冷ますことができればもう少し走れるはずなのに。とりあえず水をかけまくるが、そこまでは冷めない。
 暑さと苦闘しながら歩を進め、ようやく90km通過。あと10kmである。だからといって今回は特に頑張るつもりはないが、早く終わりたい。何しろ暑い。最後の力を振り絞るが、上りはもう歩く。下りと平坦はできるだけ頑張る。

  

 今回はややコースが変わり、実際のキロ表示とエイドに書いてある距離表示が微妙にあっていない。あと6.5kmと言われたが、実際にはもう少し長い。でもやっとあと少しになったのは確かだ。やっと現実的な数字になってきた。
 もう最後は頑張れないし、頑張らない。上りは歩いて下りと平坦はのんびり走る。9時間半は切れそうなので、結局最終的なタイムは設定通りにはなるはずだ。そこまでの過程は失敗しているが。
 やっとあと2kmになった。しかし、後ろから放送を流しながらある車がやってくる。まもなく60kmの部のトップがやってくるらしい。逃げる、逃げる。しかし最後は長い長い直線道路。先が見えないような道で、日陰もない。歩かずに前へ進むしかない。直線道路が終わるとあと1km。放送車にはついに抜かれたが、60kmの部のトップはやってこない。何とか逃げ切れそうである。

  

 そしてようやくゴール地点に到着。余裕を持ってゴールできると思っていたが、結局結構いっぱいいっぱいになってしまった。

  

 ゴールタイムは9時間13分43秒。結局男子で10位だった。暑さで上位の記録が伸びていないようなので、まあまあと言えるが、最後につぶれたのは余計だった。これだったらもう少し早めにペースを落としておけばよかった。そして、スパルタスロンに向けてやや不安の残る内容になってしまった。特に暑さに対しての不安が増し、より暑さ対策を考えなくてはいけないかと感じた。でも、全体的には今回もとても楽しむことができたのでよかった。2週間後の、メインであるスパルタスロンを頑張るだけである。



通過タイムと10kmごとのラップタイム

地点 通過タイム 10kmのラップ
10km 51分18秒 51分18秒
20km 1時間41分25秒 50分07秒
30km 2時間32分48秒 47分27秒
40km 3時間21分20秒 48分32秒
50km 4時間12分00秒 50分40秒
60km 5時間05分16秒 53分16秒
70km 6時間04分46秒 59分29秒
80km 7時間03分06秒 58分10秒
90km 8時間09分55秒 66分49秒
100km 9時間13分43秒 63分48秒


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