第22回大町アルプスマラソン

2005/10/16 天気:晴れ 時々 曇り

長野県大町市    大会HP:http://www.azumino.com/alps-marathon/

記録:2時間49分58秒 (7位入賞)

 スパルタスロンから2週間。疲れはとれているか微妙なところ。だが、走りはまだフルマラソンのスピードを思い出せていない。ゆっくりした走りとは使う筋肉が違うのか、フルマラソンの目標ペースで走るとつらい。なので、どうせ好タイムは期待できない。でも、早くペースを思い出すためにフルかハーフを走っておきたい。そこでこの大会があった。長野県の山近くを走るアップダウンのコースなので、タイムは期待できないが景色はよさそう。前から走ってみたい大会だった。ちょうどいいタイミング!と思って参加した。
 フルマラソンのコースの最大高低差は200m。始めの10kmで100m下って、次の10kmで200m上る。その後100m下って、また100m上って、最後に100m下る。コースがタフなためか参加者はそんなに多くなく、調子がよければ入賞も狙えるんじゃないかと思える大会ではあった。でも今回はタイムは期待できないので、無理なく42km走の練習のつもりで参加した。

 前日、昼過ぎまでテニスの試合をしたあと松本入り。雨。明日の天気予報は雨だったが、晴れ時々雨に変わっていた。朝3時ごろにやむとの予報だが、明日は雨中のフルになるのか?
 マラソン当日、朝5時起床。雨は降っていない。6時発の電車で1時間、会場最寄りの信濃大町駅に移動。だんだん晴れてきた。受付を済ませ、準備をして待っていると、体育館内に強い日差しが差し込む。「えーっ。」雨か曇りの寒いか涼しい天候を予想していた。日焼け止めも持ってこなかった。暑くなると走りにくいなぁ。
 あとは、会場でテントを出しているショップに行って、ウェアの調達。ギリシャから荷物がまだ帰ってこなかったのでランニングウェアがない。テニスウェアで走ろうかと思っていたが、テニスウェアでは長距離走るのは大変。重さとか動きやすさとかはあまり気にならないが、体中ですれるのが一番気になる。長時間走ると体中が真っ赤になる。ランシャツ、ランパンというのはちょっと抵抗があるので着るつもりはないが、軽いTシャツと短パンくらいで走る。
 スタート前には、漬物とお茶のサービスがあったのでしっかりいただく。走る前には食べないという人が結構いるが、僕はいただけるものはいただく。

   

 大町市の陸上競技場からスタート。すんなり前の方に並ぶことができた。9時20分、スタート。あまり飛ばしすぎず、周りを見ながら走ろう。もちろん初めから飛ばしていく人たちもいる。そして、競技場を出るとさっそく空の広い山あい、安曇野盆地を走る。

 

 入りの1kmは3分55秒。5km通過も19分39秒。下り坂ということだが、あまりそんな感じはしないしペースも平凡。平坦な道を走っているようだ。徐々にペースが落ちてきたところで折り返し。今度は上り坂。今度は上っている気がするし、ペースはさらに落ちる。まだ序盤だし無理してペースを保つことはしないが、とりあえず少し頑張る。10km通過は39分48秒。1km4分の目標ペースを保つのは難しくなってきた。上りなので仕方ないとは思うが、こんな早くに頑張らないといけないとは・・・。後半つらくなるだろうという気がし始めた。

   

 だらだらだらだらとした上り坂。18kmくらいまでくると、さすがにつらくなってきた。息が上がってきた。周りにランナーがあまりいなくなり、前に目標がないと頑張りにくい。沿道にも人はあまりいない。山や木々が近くなったり、空が広くなったり、景色の変化だけがモチベーションを保ってくれる。上り坂は21kmくらいの最高地点までだったはずなので、とりあえずそこまで頑張ろう。そこから下りになったら、ちょっと楽をして呼吸を整えよう。

   

 20km通過。1時間21分28秒。もうペースは1km4分15秒近い。上り坂はあと少し。
 21kmを過ぎるとようやく上りが終わり、下り坂が始まる。呼吸を整えようと思ったが、調子に乗ってペースをあげる。1km3分50秒近くまで上がってきた。25kmくらいまで下り、そこから木崎湖沿いをしばらく行って、折り返してくる。静かで雰囲気のいい湖、湖畔だ。気分がいいから、このいいペースを保つようなぺーすで走り続ける。自分より早くに折り返してくるランナー全員に声をかけながら数を数える。自分は今12番目くらいのようだ。

 

 30km通過。2時間1分41秒。この10kmは1km4分ペースでこれた。しかし、ここから再び上り坂。今度は本当にきつい。やはりいいペースで走ったつけがきたようだ。息が上がる。ん?だけど脚はそこまで重くないか?気のせいかもしれないけど。とにかく苦しいことには違いない。35kmまで行けば上り坂は終わっているはずなので、とりあえずそこまで頑張ろう。最後の下りに入れば何とかなるだろう。最後は走れなくても仕方がないし。どうせ最後まで走りきれることはそんなに多くないのだから。
 数人を抜きながら、頑張って34kmを過ぎた。苦しい。沿道の人に8番目だということを告げられた。8位までが入賞なので「これは入賞狙えるか?」と思った。後ろからいいペースで追い上げてくるランナーはいない。ペースを落としさえしなければ。そしてようやく上り坂が終わった。さっき走った道の反対向きなので、コースは分かっている。ちょっと息を整えて、さあ出発。100mくらい前にもう一人いるぞ。そしてまだペースは上がる。脚は思ったより生きている。35kmを過ぎて、1km3分45秒ペースで追い上げる。でも7番目に上がってから、前にランナーが全く見えなくなった。だんだん息が苦しくなってきたが、行けるところまで行こう。これまでは、呼吸が平気なのに脚が重くて前に出ないことが多かったが、今回は違う。脚はそこまで重くない。これまでの走りこみの成果なのか?

 40km通過。1時間21分45秒。まだ行ける。このまま1km3分45秒ペースでいければ2時間50分切りも見える。やっと前にもう一人見えてきた。でもあっちもラストスパートなのか、差がつまらなくなってきた。ようやく競技場に帰ってきた。呼吸が上がっている。1kmロングスパートが早すぎた。競技場手前でやや失速。でもトラックに入るころには、最後の力を振り絞って走る。
 ようやくゴールが見えた。写真を撮りながら、ふと時計を見ると2時間49分50秒。あと10秒で2時間50秒だ!同じ状況で去年の防府読売マラソンでは2時間50秒に2秒間に合わなかった。今回も同じミスをするのは嫌なので、最後のダッシュ。今回は何とか間に合った。2時間49分58秒。

 

 後ろのランナーは7分たった後にようやく来た。そこまでがんばらなくてもよかった。7位入賞。初めての入賞だ。やった。かなりうれしい。マラソンで表彰されるのは初めてだ。そして表彰式に出席。賞状と小さな盾をもらった。

 

 走り終わったあとにも漬物とお茶をいただいた。さらにりんご。いっぱい食べていいというので、もう1つ、もう1つと結局りんご1つ分以上食べた。その後はそば。信州のそばはおいしい気がした。

 タイムや結果は気にせず、42km走の練習のつもりで走った今大会。予想以上の好成績、特に終盤ペースアップできたことが大きい。これからのフルマラソンシーズンに向けて自信になったし、いいスタートが切れたと思う。

感想等お待ちしています。



通過タイムと5kmごとのラップタイム

地点 通過タイム 5kmのラップ
5km 19分39秒 19分39秒
10km 39分48秒 20分09秒
15km 1時間00分33秒 20分45秒
20km 1時間21分28秒 20分55秒
25km 1時間41分28秒 20分00秒
30km 2時間01分41秒 20分13秒
35km 2時間22分48秒 21分07秒
40km 2時間41分45秒 18分57秒
42.195km 2時間49分58秒 8分13秒