2010 宮古島100kmウルトラ遠足

2010/1/16 天気:晴れ     沖縄県

記録: 7時間27分12秒  1番

 2年くらい前からお手伝いさせていただいているWGH Proの日清ファルマの、宮古島で初めての100kmを完走しようという企画で、一緒に走らせてもらえるようになりました。4人のメンバーの方々のお手伝いをさせていただいて半年あまり。いよいよ本番の大会になりました。
 自分個人としても初めての沖縄県であり、とても楽しみにしていました。話には聞いているけど、どんな景色が広がっているのか。とてもワクワクして宮古島入りしました。
 今回はメンバーのフォローということもあり、記録を狙うための体作りはしていなかったので、自分の調子と相談しながら、それなりのペースで走ることにしました。

 飛行機で那覇空港を経由して宮古島に到着し、最初に感じたのは、周りの色が違う!ということでした。そこは全く冬とは思えない色をしていました。日差しの明るさなのか、緑の色なのかは分かりませんが。また、空気も冬の東京とは全く違い、長袖一枚程度で十分なほどで、とても快適な気候でした。日陰や夜はひんやりしましたが。

 前日は夕方遅かったこともあり、受付をしてからホテルの周りを軽く散策ジョグ。そしてみんなで食事をして10時ごろ就寝しました。

 大会当日。朝2時半に起床し、のんびり朝ご飯を食べたりしながらスタートを待ちました。スタートは朝5時です。しかし、辺りはまだ真っ暗で、日の出は7時20分頃だということでした。

  

 スタートしてしばらくは真っ暗です。外灯もまばら。ほとんどの人たちはライトを持っていましたが、自分はここまで真っ暗だとは思わなかったのでライトなしです。しかも車道を走れるわけではないので、用心しながら走らなくてはいけません。しばらく進むと、今回のチャレンジャーを含む2人の後ろに付く位置取りになりました。本当はもう少しゆっくり行こうと思っていたのですが、出来る範囲でフォローはしていようという気にはなりました。
 しかし、彼の目標が7時間30分ということだったので、ちょっとついていくのが大変だと思うようになり、そのうちに見えなくなりました。単独走行になったので、路面もほとんど見えません。一度、スピードを落としたときに転んでしまい、右膝を打ってしまいました。少し痛かったですが、走っている間はほとんど気になりませんでした。

 10kmの通過が48分台。思ったよりも遅いです。昨日の夜と当日の朝に食べ過ぎて、体が重かったようです。しかし、その後は時計を気にせずに感覚で走っていたら、体が動くようになってきて、いつも通りのキロ4分半くらいのペースに戻っていました。

 コースは島を一周するようなコースです。始めは南から北に向かいます。一番北で橋を渡って小島に渡る頃に、ようやく明るくなってきました。もうすぐ30kmです。海や朝焼けがとってもきれいです。

 

 島をぐるっと回って、元来た橋を渡って戻ります。その間に、前の2人にも追いつきました。ここから大勢のランナー達とすれ違います。相変わらず全員のランナーに声をかけて手を振りました。声が枯れそうになり、腕も少し疲れました。今回の参加者は600人以上とのことで、やはりたくさんいるなと思いました。知り合いにもたくさん会えて楽しかったです。

 
 

 長い橋を渡り終える頃に日の出を迎えました。とてもきれいです。その後しばらく海は見えなくなりました。美しい景色に感激し、声をかけながら走っているうちに、自然とペースが上がってしまいました。後ろとの差が広がっていきます。もう少し我慢した方がいいとは思いましたが、今回はタイムを狙うわけではないので、気持ちよく走ろうと思いそのまま行きました。
 走る前に食べ過ぎた感じがしたので、走る間はほとんど何も食べませんでした。100kmの間に、おいしそうでついつい手が出たロールケーキを3切れだけいただきました。

 

 40kmを過ぎ、少しずつ疲労を感じ始めてはきました。でも、いけるところまではこのまま行きます。この宮古島のコースは、アップダウンは細かいけれどもあまりなく、とても走りやすく感じました。気温も快適で、風が少し強い事が気になる程度でした。
 この辺りから、時々海が見えるようになって来ました。島の東側を南に向かって走って行きます。朝日がまぶしく、きれいです。

 

 半分の50kmを越えましたが、まだ平気そうです。天気や気候はいいし、景色も最高でとても気持ちよく走れます。本州とは全然違う景色です。サトウキビ畑が本当に多いです。収穫しているおじいちゃんやおばあちゃんもたくさん見かけました。みたことのない実もたくさんなっていました。

 

 60kmを過ぎ、少し余裕がなくなってきました。あまり色々考えられなくなってきましたが、ペースは意外と変わっていませんでした。

 

 70km手前で、南東の先っぽの岬へ行ってきます。どこで折り返すのかよく分からず、灯台の先まで少し行き過ぎてしまいました。しかし、そこにはとても美しい海が広がっていました。ただ、これは明らかにコースではないと思い、引き返してきました。

 

 この同じコースで、翌日も100kmマラソンが行われます。ただ、スタートゴールが違う場所なので、今回のとは違う距離表示がありました。ただ、距離表示は違えども相対的な距離はある程度分かるので、少し参考になりました。

 

 島の南側の海沿いを西に向かって、スタート地点に戻って行きます。アップダウンが多少あって堪えますが、あとは気合です。後ろから続いているチャレンジャーの1人もほぼ順調で、10分差くらいで来ているようです。あまりいいペースなので、エイドの準備ができていないところもあるし、あまり差が開くようならゆっくりしようかと思いましたが、これならそのままのペースで良さそうです。
 日が高くなってきて、一層景色が綺麗になってきました。みたことのない実も転がっています。展望台など、寄り道したいところがたくさんありましたが、そこまでの余裕はないので、一定のペースを保つようにゴールを目指しました。

 
 

 80kmを過ぎ、いよいよ足の疲労がきつくなってきました。でも、ひとふん張りするとまだペースは保てているようでした。リゾートホテルの脇を通り、いよいよ90km過ぎ。最後に小島を回ってきます。
 最後の小島に向けての長い橋。ここの海は、ついにエメラルドブルーというか、これまでとは違った色みの海が広がっていました。天気も素晴らしいし、最高!感激しながら橋を渡って行きます。端の途中にアップダウンがあり、島に渡ってからも厳しい上り坂があって歩きそうになってしまいましたが、何とか走り通しました。あとはゴールに戻るだけです。残り5km。

 
 

 帰りの橋の途中で、後ろから来たチャレンジャーとすれ違いました。初めての100kmでこのペースはすごいと思います。
 それにしても、帰りの向かい風はもの凄くて大変。走っても全然進みません。ついに歩いてしまいました。全体的に島では風が強かったですが、ここでの風が一番強かったように思いました。もうゴールは間近なので、無理に頑張ろうとせず、この素晴らしい海の眺めを堪能しながら歩を進めました。ゴール地点にあるホテルは海の向こうにもう見えています。

 

 島に戻るとあと2km。もうゆっくりいっても7時間30分は切れそうだし、無理せずゴールを目指しました。そしてホテルに戻ってきて、いよいよゴールです。ほぼ順調に帰ってくることができました。守衛さんも旗を振って迎えてくれました。

 

 ゴールの前で記念写真をとってから、ゆっくりゴール。結局、7時間27分のタイムで、とても気持ちよく走りきることができました。また、予想以上に素晴らしい景色を堪能できて最高でした。

 


記録・10kmごとのラップタイム

地点 通過タイム ラップタイム
0km
10km 48分23秒 48分23秒
20km
30km 2時間18分52秒 (90分29秒)
40km 2時間59分53秒 41分01秒
50km 3時間43分06秒 43分13秒
60km 4時間27分51秒 44分45秒
70km 5時間09分16秒 41分25秒
80km 5時間54分47秒 45分31秒
90km 6時間37分16秒 42分29秒
100km 7時間27分12秒 49分56秒
7時間27分12秒 1番