2008/2/17 天気:快晴 東京都
記録: 2時間38分10秒 (自己計測2時間37分39秒)
東京都心で行われる大規模都市マラソン。去年初めて開催され、今年は北京五輪選考レースと市民マラソンが一緒に行われる。参加者は3万人とものすごい人数だが、それも抽選の倍率が5倍だったというから驚きだ。
僕は元々この大会に申し込んでいなかったのだが、所属している「club MY☆STAR」のチームスポンサーである大塚製薬からスポンサー枠で走らせてもらえるという話があり、喜んで走らせてもらうことになった。もちろん「Amino-Value」の名前をつけてオレンジ色のウェアを着て走る。
大会当日。去年は雨の中の大会だったようだが、今年はとってもいい天気だ。ただ、寒い。新宿駅で降りると、今日走るらしい人がたくさんいる。その流れからは少し外れて、集合場所のホテルへ。VIPルームが用意されていて、軽食とアミノバリュー、SOYJOYなどがたくさん用意されていた。SOYJOYなどはたくさんかばんの中へ。お持ち帰り。これなら朝ご飯を食べてこなければよかった。しかも寒くないし、トイレもきれいで並ばない。落ち着いて準備ができた。
スタート1時間前を過ぎたのでスタート地点に向かうが、やっぱり寒い。そしてものすごい人の数だ。荷物をトラックに預けるのも一苦労。人ごみを掻き分けて進むが、どこに行けばいいのか分からなくなりそう。そしてスタート地点へ。スタートは東京都庁。まだ40分前なのに前には行けず、身動きも取れない。体操もできないので、脚が固まってしまいそうだ。
セレモニーが終わり、石原都知事の号砲でいよいよスタート。陸連登録者のゾーンからのスタートではあるけど、いろんなペースの人たちがごちゃ混ぜなので、全然スムーズに進めない。全くリズムがつかめない。まぁ、今回はゆっくり楽しんで走る予定なので、始めはのんびり行ってちょうどいいかもしれない。
まずは新宿歌舞伎町の街中を走っていくが、普段見ている景色とは全く違う。予想していたよりも、とっても気持ちがいい。こんな街の真ん中を走れるなんて。一気にわくわくしてきた。だんだんペースが上がってきた気がするぞ。知り合いランナーにもどんどん会い、一言ずつ交わしながら進む。
これまで大都市の街中は札幌と福岡を走ったことがあるが、やっぱり東京は一味違う。よく知っていることもあるが、やっぱり規模が違うんだろう。
まだ周りにはランナーがたくさんいるけど、今はどのくらいのペースで走っているんだろう??
あっ!有森裕子さん発見。エゴロワさんもいる。一言かけて写真を撮らせてもらった。その先ではアテネパラリンピック金メダリストの高橋勇市さんと伴走の川嶋伸次さん。「デジカメ持ってすごいなぁ」と言ってもらった。もちろん川嶋さんに。そして、視覚障害の高橋さんにもデジカメの僕を説明してくれていた。
四谷の川沿いに出た。あぁ、ここも走ってみたかったところだ。ここの景色は好きだけど、車道から見るとまた違う景色に見える。
そして5kmでようやくキロ表示を発見。さぁ、ペースはどうなんだ?キロ4分は切っているようだけど速すぎもせず、今日のペーストしてはいい感じだ。ただ、あまりに楽しくて気分がいいので、ペースを上げすぎないように要注意だ。
飯田橋から川沿いを離れ、皇居を目指す。うーん、東京見物。
さぁ、いよいよ皇居。普段は歩道を走っているけど、今日は車道から。沿道からの応援もものすごいし、いつもとはやっぱり雰囲気が違う。
お、谷川真理さんだ。力強い走りだなぁ。
皇居の片面をぐるりと周り、目の前に東京タワーを見ながら皇居を後にする。とってもいい天気だ。日差しを浴びると少し暖かい。
日比谷公園で10km。10kmの部のゴールでもあるが、まだ全然序盤戦。こんなにいろんなところを巡ってきたのに。
給水所にはアミノバリューや水がものすごい量が用意されている。今回はアミノバリューの名前が入ったウェアを着ているのもあって、たくさん声をかけてもらった。アミノバリューランニングクラブからも。ずっと手を振り続けている気がしてきた。
いよいよ東京タワーが近づいてきた。上手い撮影ポイントが見つからなかったけど、東京タワーをかすめ、芝公園を通って、品川の折り返しを目指す。
品川へは国道15号線、第一京浜を真っ直ぐ進む。沿道からの応援は途切れないが、真っ直ぐ単調な道だ。ビルが立ち並ぶため、日陰ばかりで少し冷えてきた。所々でビル風のような風が吹いてくる。ちょっと気持ちが落ち着いてきたか。
折り返してきたトップグループとまず一回目のすれ違い。まだ集団だ。
そして、ようやく折り返し。
折り返したら、ちょっと向かい風を感じる。でも大したことはないけど、ずっと日陰でだんだん体が冷えてきた。真っ直ぐな道を進むにつれ、徐々に向かい側を走るランナーの数が増えてきた。ずっとそっちを見ながら知り合いを探す。これだけの人数の中から探すのは結構大変だけど、何人か発見して声を交わす。このすれ違いもこのマラソンの売りなのだそうだ。
再び東京タワー。さっきよりは見やすい。増上寺もさっきよりは近すぎず、何とかフレームに収まったか。
そして再び皇居に戻ってきたが、今度は皇居をかすめて逆方向の銀座方面へ。そして中間点。1時間18分台。このままイーブンでいけたら2時間40分を切るくらいだけど、ちょっと飛ばし気味かな。
バイバイ、皇居。
銀座から日本橋への賑やかな通り。でも今日は普段とはちょっと違う。沿道にはたくさんの人たちがいるけど、いつも歩行者天国になる道はランナーの貸切。ランナー天国。いやぁ、高級なお店の中を抜けていくのは気分いいぞ。でもずっと日陰になっているので、特に手がだんだん冷えてきた。手がかじかんで動かなくなると写真が撮れない。カイロを手袋の中に入れてはいるものの、これだけでは不十分なくらいかもしれない。
日本橋の長い直線をようやく抜けると、今度は浅草を目指すのか。水天宮、両国、浅草橋を抜け、浅草までもう少しか。そして二回目のトップグループとのすれ違い。まだある程度の集団のようだ。
日なたはまだいいけど、日陰は寒い。いよいよ手がかじかんできた。片手ではシャッターが切れなくなってきた。仕方がないので両手で写真を撮る。これがまた沿道の受けがいい。笑いが漏れる沿道に向けてまた手を振る。楽しいことは楽しいけど、だんだん疲れてもきたぞ。それでも、今回はタイムは狙ってないから沿道に手を振るほうに力を入れる。さぁ、いよいよ目の前に見えてきたのは浅草の雷門だ。沿道の人も増えてきた気がする。
写真を撮るために立ち止まろうかとも思ったけど、一度立ち止まってしまうと再び走りだすのがきついと思ったので、カーブを切りながら走りながら写真を撮った。沿道からは大きな笑い声。元気をもらって、また日本橋へ折り返していく。
30kmを過ぎた。うーん、このくらいならイーブンで走りきれるかな。少し足に疲労が来始めたけど、そんなに悪いペースじゃないな。
再び日本橋の長い直線。相変わらずすごい人の数だ。手は振り続け。沿道に手を振ってあげると声援が帰ってくるから気分はいい。長い直線を抜けると、今度はいよいよゴールのビッグサイト方面へ曲がっていく。
さぁ、この先はいよいよちょっとアップダウンが現れてくると聞いている。あぁ、あの陸橋を登るのか。でも思ったほど大したことはないみたいだ。追いついたランナー達は苦しそうに登っているけど、僕にはそんなにきつくない。陸橋の上は部分的にしか歩道がないので、沿道からの応援が途切れるところがぽつぽつとある。手を振らなくていいので、少し落ち着いて走れていいか。
埋立地のウォーターフロントはこれまた景色がいい。周りをきょろきょろしながら、ちょっとずつゴールの雰囲気が感じられてきた気がするぞ。あと5kmの看板が現れた。まだ長いような気もするけど、もうあと5kmしかないのかという気持ちも沸いてきた。
あと5kmはやっぱり長かった。埋立地の人工的な雰囲気はゴールのビッグサイトを思わせるのに、まだ通る場所はいくつもある。下手にこの辺りを知っているだけに、ちょっと気が滅入る。
まず豊洲駅前。そしてそこから有明のテニスコートまでは、よくバスに乗って行った。結構長いことバスに乗った気がする。そんな道を行くのか。
そして、海沿いのビル風が所々で向かい風になって襲い掛かってくる。最後に来てこの試練か。別大のときもこんな感じだった気がするが。
ようやく有明コロシアムが見えてきたところで40km。あのテニスコートの向こうがビッグサイトだ。やっとここまでこれたか。最後が長かった。
有明をかすめ、ゆりかもめの有明駅を抜けて、いよいよビッグサイトに到着した。最後にちょこっとあったアップダウンが終盤のランナー達を苦しめている。あとちょっとだ。
ビッグサイトをぐるっと回って、そろそろフィニッシュ地点のはずだ。あと1kmを過ぎてから結構走っているけど、どこがゴールなんだ?あぁ、あの直線の先のあれか。最近は競技場のトラックを回ってゴールということが多かったので、ちょっと戸惑ってしまった。これまでのものすごい沿道の人並みを考えると、ゴール地点は少しさびしい気もした。でもデジカメを構え、手を振りながらゴール地点を目指すと声援が沸き上がる。場内の放送でもデジカメについてコメントしてくれた。
ゴール。自分の時計では2時間37分台。こんなに適当に走ったのに、2週間前の別大のタイムとほとんど変わらない。何なんだ。しかも余裕もこの前とは全然違う。まぁいいか。とっても楽しかった。
ビッグサイトのホールの中にランナー達の荷物がたくさん。そして隣のホールはがらんとしていて更衣室、休憩所にもなっていた。つい2日前の金曜日には賑やかに展示会が行われていたところに出張に来たのに、全然違う場所みたいだ。
そして、ゴール後もアミノバリューのVIPルームへ。マッサージや軽食も用意されていて、素晴らしい待遇だ。
東京マラソン。思っていたよりもっと楽しく気持ちいい大会だった。
地点 | 通過タイム | ラップタイム |
---|---|---|
0km | ||
5km | 19分15秒 | 19分15秒 |
10km | 37分49秒 | 18分34秒 |
15km | 56分10秒 | 18分21秒 |
20km | 1時間14分49秒 | 18分39秒 |
(中間点) | 1時間18分58秒 | |
25km | 1時間33分27秒 | 18分38秒 |
30km | 1時間52分33秒 | 19分06秒 |
35km | 2時間11分00秒 | 18分27秒 |
40km | 2時間29分30秒 | 18分30秒 |
42.195km | 2時間37分39秒 |