2007/6/24 天気:曇り時々晴れ 北海道
記録: 7時間27分55秒 登録男子の部8位入賞 (自己ベスト)
日本国内で最大規模の100kmウルトラマラソン。参加人数は3000人ほどもいるそうだ。こんな日本の果てなのに。とても100kmの大会とは思えないほど賑やかだ。コースは100kmの大会にしては比較的平坦で走りやすい。そんなことも人気の理由の一つかもしれない。
今年の注目は有名実業団の現役選手が3人出場してきたこと。果たしてどのくらい本気なのか?ただの練習かもしれないけど、どこまで走るのか?まともに走られたらかなうはずがないが。
受付は前日。釧路空港からレンタカーでサロマ湖へ移動。多くの知り合いランナー達と再会。受付後、いつものようにゴール地点でお休み。翌日は朝3時発のスタート地点行き送迎バスで移動。
当日、朝2時過ぎに起床して3時発のバスで移動。早くもそろそろ明るくなり始める。北海道の東のはずれだし、夏至近くだし、日の出は早い。4時にスタート地点に着いたときにはすでにあたりは明るい。毎年そうだったかもしれないけど、朝は寒いくらいだ。特に今年は曇っているし、ぱらぱら小雨も感じられる。このまま日中も暑くならなければいいけど。
スタートは朝5時。今年は陸連登録の部でエントリーしているので、前の方からスタートできる。まぁ、どうせ長丁場でそんなに飛ばすわけではないのであまり関係ないけど。
ついにスタート。結構みんな始めから飛ばしていくけど、つられないように抑えて走りだす。今回の設定タイムは、1キロ4分半のイーブンペースで7時間30秒。最後までペースを落とさず走りきることが課題だ。始め、しばらく知り合いと話しながら走っていたら、1kmの入りが4分50秒を越えていた。これはちょっと遅い!失礼してペースを戻しにかかる。なかなか一気には戻らないけど、10km通過する頃には何とか設定通りになった。10km通過43分55秒。
このコース、特に前半はほぼ平坦で走りやすいけど景色が単調。走りに集中できると言えばそれまでだけど。今日は涼しいし風もなくて、走るのには絶好のコンディションかもしれない。こんな日なら記録を狙わないと・・・と思ったけど、やっぱり設定は変えない。
まずは、半島みたいに突き出た先っぽの折り返しを目指す。ここでトップとすれ違うことができる。今年は上位はどういう走りをしているのかな?
あっ、来た。結構大勢の集団だ。実業団選手もいるし、知り合いの上位常連の人たちもいる。思ったよりはハイペースじゃないのかな?そして折り返し点へ。サロマ湖は一部で海とつながっていて、終盤ラスト20kmは反対側の先っぽまで行くことになる。
折り返すと、今度は自分より後ろのランナー達とすれ違う。ここで全員とすれ違えるはずで、たくさんの知り合いランナーと一瞬再会した。注意してみていないと見逃してしまう。それが終わったころに20kmを迎える。この10kmラップは44分11秒とほぼイーブン。あまりからだのキレは良くないかも。
ここ20km以上、あるランナーとずっと併走していた。スパルタスロンや24時間走の超長距離で同じくらい走る同世代のランナー。ペースがほとんど同じで走りやすい。
30kmくらいから、少し湖からは離れて畑の中を行く。やっぱり北海道は広い。辺りは開けて何もないので、走る方向によっては多少向かい風を感じる。だが、そろそろ周りにランナーが見当たらなくなってきたので風除けはいない。そんなに速く走っているわけではないから別にいいけど。30kmまでの10kmラップは43分47秒。ちょっと上がったけど無理はしていない。
35kmから国道に出る。ここから細かなアップダウンが現れ始める。これまでほとんどまっ平だったのでちょっと気になるけど、普通の100kmのコースに比べれば、である。早めに給食。あんぱんは欠かせない。
40km通過。この10kmは43分38秒とほぼ変わらない。すばらしい。まだ平気。そして再びサロマ湖沿いへ。天気がよければもっときれいなんだろうが。対岸はかすかにしか見えない。
そして、フルマラソンの42.195kmを通過。3時間5分。何だかこの辺りから無意識にペースが上がり始めてしまったようだ。全然無理してないし、抑えているつもりなのに。アップダウンも増えてきたが、上りでもペースが落ちていないことが原因のようだ。
ペースを落とそう落とそうとは思うものの、あまり落とす勇気もなくて50km通過。この10kmは43分12秒。やっぱりちょっと速い。この先、また湖沿いに出たり、内陸のアップダウンを通ったりを繰り返す。
「あっ」。少しずつ遅れてきたランナーをパスし始めるが、上位常連の知り合いランナーが。あの先頭集団についていたけど、ついていけなかったのか。まだ先は長いので、この位置で歩き始めてしまうと大変だなぁ。
60km通過。この10kmは42分25秒。やっぱりまたペースが上がっている。まだペースをあげるのには早いぞ。
少し行くと、キムアネップ岬。ようやくアップダウンが一息ついて平坦が続くコースになる。が、最後の下りが終わったところで、ついに脚にきはじめた。これまでのように脚が前に出ない。ここでも知り合いランナーをパスするが、こっちにもあまり余裕はない。
余裕はなくなってきたのに、空は晴れてきた。このまま暑くなってきたらピンチだ。日焼け止めは塗り忘れたし、帽子もサングラスもしていない。まいった。そしてこの先、70kmを前にして急速にペースダウン。ばてるときは突然やってくるものだ。
あまりにもきつくなってきたので、ピットインしてしばらく休憩。出てきたところで、ちょうどいいペースで頑張っている学生が通りがかったので、頑張ってついていってみる。すると何だか調子が戻ってきたようで、元のペースに戻すことができた。どこまで行けるかわからないけど、とりあえず助かった。
湖沿い、向こう側にかすかにこれから行くワッカ原生花園のある半島が見える。あぁ、あそこまで行くのか・・・。終盤のために、エイドでエネルギーになりそうで食べやすそうなそうめんをいただく。
もう一人、もっと元気の残っていそうな学生が追い上げてきた。何とかついて行ってみるが、こっちはちょっと大変そうだ。80kmのワッカ入り口まであと少し。とりあえずワッカまで、だ。
80km通過。何とかペースは元に戻った。そしてワッカに突入。約10km行って折り返してくる。しかも原生花園と言うくらいで何もなくて単調。ばててしまうと気持ち的にもきつい。
行きは何とかそこそこ調子よく走れる。少し追い風な用でもあるし、ここでも何人か、しかも有力ランナーもパスした。ただ、帰りはきっと向かい風。余力を残しておかないと・・・だけど、そんなことを考える余裕はない。行けるときに行く。
途中でトップとすれ違った。あの実業団選手だ。しかも3番までを独占している。最後までちゃんと走ったんだ・・・。そうすると力が違いすぎる。
右の外海オホーツク海は荒々しく、左の内海サロマ湖は穏やか。そして折り返すと、予想通り向かい風だ。徐々に脚が前に出なくなるが、目標に向けて必死で前に進む。後ろからのランナーに抜かれたくもないし。久しぶりに最後の力を振り絞って頑張る。最近は終盤になると手を抜きがちだったけど。あと10kmを50分で走れれば目標は達成できそうだ。頑張ればギリギリか。
最後の上りをもう歩いて何とか越え、ワッカを出るとあと残りは2.5km。たくさんのランナーとすれ違ったのでちょっと紛らわしかったけど、まだ後ろから追ってくるランナーは見えない。さっきすれ違った感じからすると、この10kmを60分で走れれば多分抜かれはしないだろう。
あと2km、まだ後ろにはいない。そろそろ楽をしようと思ったあと1km。なんと後ろからいい走りで追いかけてくるランナーが。これはまずい。最後の力を振り絞ってゴールへ逃げ込む。最後まで楽をさせてくれない。
なんとか後ろのランナーより先にゴールに駆け込んだ。目標の7時間30分は切れたようだ。よかったよかった。
終わってから記録掲示を見に行くと、記録は7時間27分55秒で自己ベスト更新。そして、なんと登録男子の部で8位入賞していた。びっくり。一般の部2人と女子2人には負けているけど、賞品をもらえた。ラッキー。
今回は気象条件がよかったとはいえ、ほぼ予定通りのペースで走りきれてよかった。おまけに順位もついてきたし。これからこのペースをしっかり守れたことをスパルタスロンに生かしていきたい。
記録・10kmごとのラップタイム
地点 | 通過タイム | ラップタイム |
---|---|---|
0km | ||
10km | 43分55秒 | 43分55秒 |
20km | 1時間28分06秒 | 44分11秒 |
30km | 2時間11分53秒 | 43分47秒 |
40km | 2時間55分31秒 | 43分38秒 |
(42.195km) | 3時間05分06秒 | |
50km | 3時間38分43秒 | 43分12秒 |
60km | 4時間21分08秒 | 42分25秒 |
70km | 5時間09分11秒 | 48分03秒 |
80km | 5時間54分53秒 | 45分42秒 |
90km | 6時間39分12秒 | 44分19秒 |
100km | 7時間27分55秒 | 48分43秒 |
7時間27分55秒 | (自己ベスト) |