1日目:
朝7時に横浜の自宅を出発し、湘南海岸沿いの国道134号、箱根を迂回する御殿場経由の246号といういつものルートで三島から国道1号に合流。富士山を右後方に見送りながら富士、清水、静岡を通過。しかし静岡の直前でパンク。パンク修理の道具は何もないため、自転車を押して自転車屋を探す。清水と静岡の間は結構栄えているため少し進んだところで自転車屋を発見。パンクを修理してもらってさらに西へ。ロスタイムは1時間程度で助かった。200km程度走行し、宇津ノ谷の道の駅で最初の休憩。そこから80km先の浜松で1日目を終了する。いつもと同じパターン。かかった時間も前回と同じくらい。走行距離約270km。
2日目:
朝6時くらいに浜松を出発し、80km先の名古屋を昼前には通過し、国道1号で桑名、四日市を通過。ここまでは平坦であるが、ここから微妙なアップダウンが混じる。前回と同じルートなので、もう迷うことはなく鈴鹿峠直前の亀山・関へ。前回ほどの疲労感はなく、少し休憩した後峠越えへ。10km程度自転車をこいだり押したりで坂を登りきり近畿地方・滋賀県へ。自動車専用?のバイパスを高速走行して琵琶湖に到着。日が暮れる頃に大津につき、2日目の行程を終了にする。前回より10km弱速いペース。走行距離約270km。
3日目:
夜が明け始める5時頃に出発、前回よりまだまだ快調に走り続け、道にも迷うことなく京都、大阪を通過。国道1号が2号に変わりさらに西へ。神戸、明石を通過して、昔すんでいた兵庫県加古川へ。ちょっと昔を思い出しながらふらふらしてからちょっと先の姫路へ。今回も姫路城に立ち寄ったが午後3時前。まだ明るいうちに約80km先の岡山までいける時間であるが、岡山の手前には泊まれるようなにぎやかな街はない。ということでさらに西へ。これまでの平坦な道とは一転、山と山の間を抜けていくような道になり、兵庫県と岡山県と境には峠越えが。峠を越えて岡山県にはいると、ちょっと開けているが周りには何もない一本道。交通量はかなりのもので、渋滞気味の車の列を横目に快調に走行。岡山市街への分かれ道があるが、まだ体力にも時間にも余裕があったので20km程度先の倉敷まで行くことに。倉敷につく頃に日が暮れ始めたので3日目はここまで。これで前回より1日分速いペースとなった。走行距離は280km程度か。
4日目:
今日も夜が明け始める5時ごろに出発。山と山の間を抜け、入り組んだ海岸線の瀬戸内海に出会いながら西へ進み、広島県福山を通過。すぐ近くに小さな島がたくさん並ぶ瀬戸内海沿いの尾道を通過。島と島をつないで四国にいけるしまなみ海道の起点であるが、いつかはここから四国に渡ってみたい。瀬戸内海のほんとに海岸沿いを走りながら三原を通過。午前9時ごろ、80km程度走行しているが朝ご飯を食べてから峠越えへ。30kmの登り、20kmの下りを越えて広島へ。昼ごはんにお好み焼きを食べてさらに西へ。前回の終着点である宮島を通過。ほどなく山口県に到着。岩国に到着するが、次の街、徳山までは軽く山越えあと50km。暗くなる前に到着できる自信がないので4日目はここまで。走行距離は200km程度か。もう距離はあまりよくわからなくなってきた。
5日目:
西に行くにつれて日の出の時間が遅くなってくるため、同じように朝5時ごろ出発してもまだ回りは真っ暗。錦帯橋に立ち寄るが、まだ真っ暗で、さらに霧がかっておりあまりよく見えない。この先はほんとに山の中を川沿いに進むため、平坦ではあるもののくねくね、国道2号とは思えないほど車の通行はほとんどない。しかも霧がかかっているのでなかなか神秘的な雰囲気。10km以上走ったか、川と別れを告げると坂道、峠越えが始まる。さすが山口、かるく山こえ谷こえでアップダウンが続くのが普通の景色になっている。50km程度走ると徳山に到着。坂を登りきったら巨大な工場、煙突群がまず目に付く。市街地は比較的平坦。午前8時、徳山駅から10km程度先で後輩の実家に立ち寄り、朝ご飯をご馳走になった。その先軽く峠を越えると再び海が。防府を通過し、海岸沿いのちょっと小高い丘を走行。小郡を越えると完全に山の中へ。坂を登ったり下ったりの繰り返し。そのうち150km程度走行して、そろそろ九州が見えるようになるだろうと思っていると、のぼりの途中で目の前に釘が。よけることができず踏みつけ、パンク。自転車を押して坂を登ると目の前には海、そして九州が。後は下るだけだがタイヤはパンク。仕方ないので自転車を押して坂を下ることに。感動的なシーンのはずなのに悲惨な状況に。しかも当然山の中なので自転車屋はない。車道はトラックが走り抜ける。海岸沿いに出ても自転車屋はある気がしない。ずーっと自転車を押し続け、パンクしてから20km以上、小月駅前にようやく自転車屋が。タイヤが減りすぎてもう厳しいといわれたがもうすぐゴールなので、直してもらって先へ進む。5日目170km程度走行して下関へ。九州へは関門海峡を隔てて1km程度。関門橋は自動車専用。人や自転車は関門トンネル人道。歩行者は無料、自転車は20円ということで、備え付けの箱に20円を入れてエレベーターに乗り、地中へ。2km程度のトンネルを進み、再びエレベーターで地上へ。目の前は九州。門司から国道3号で北九州市小倉へ。にぎやかな街である。5日目はここまで。今回のたびも終わりに近づく。走行距離は180km程度。
6日目:
今回のたびの最後の仕上げであるが、小倉から10kmも行かないところにある九州工業大学へ。1ヵ月半後、学会のためにここを訪れる。そのときに自転車を使おうと思いここに自転車を置いておくことにする。大学内ならば残っているだろう。そうして今回のたびは幕を閉じる。総走行距離1100km。所要時間5日+α。本州を西に制覇した。
9月終わり
学会のため再び九州の地を踏む。自転車は元気であった。学内で自転車に乗っていたら、友達には不思議な顔で見られた。地元の学生に見えたようである。最後は小倉駅前で自転車に別れを告げた。