東京(日本橋)〜軽井沢〜佐久平(岩村田)

総歩行距離:約180km 所要日数:4日間 (2001年3月 22歳)

中山道の旅

3/29  雨
 13:00  日本橋 いよいよ出発。雨が降っていたが出発を1日遅らせると日がもったいないので決行。日本橋から国道17号線沿いに歩いていく。しばらく行くと神田駅、秋葉原と通り日本橋から2キロというキロポストが。まだ2キロかと思いつつ20分で歩けたことから自分の歩く速さが時速5〜6キロであることを確認、この後の目安とする。東大の赤門の横を通り静かな道をいくと再びにぎやかになり山手線巣鴨駅、埼京線板橋駅と通り板橋宿。戸田橋を渡り荒川を越えると埼玉県へ。蕨宿、浦和宿を越え大宮宿へ。このあたりは4月からさいたま市になるらしい。時刻は6時を回りあたりは暗くなってきており、すでに出発から5時間以上歩いている。雨も降っているのでかさを持っている手が疲れてきたり、靴のなかに雨がしみてきていて足が冷たい。日本橋からはまだ30キロ。この先しばらく17号線とはなれ高崎線沿いに進む。上尾宿、桶川宿と進むが寒さと疲れより今日はここまでとする。桶川駅前のビジネス旅館に宿を取り次の日へのエネルギーを蓄える。この日の歩行時間9時間、歩数56694歩。

3/30  曇り
 7:00   桶川宿 前日の雨も上がり今日は高崎までの長丁場を予定していたので気合を入れて出発。このあたりの道の景色は日本中によくある、主要都市から郊外へ延びる主要幹線の景色とよく似ている。人形の町鴻巣宿を経て荒川沿いを進むと新幹線の駅もある熊谷宿に着く。この辺では大きな街である。時刻は11時半。熊谷を出ると町と町の間がさびしくなってくる。深谷宿、昔は中山道の宿場町中で1番にぎやかだったという埼玉県最後の宿場町本庄宿へ。本庄を出、神無川を渡るとついに群馬県へ。そしてすぐに新町宿へ。時刻は5時になり疲れてきたのでラーメン屋へ。そういえば今日はまだアンパン1つしか食べていない。昨日も牛丼1杯しか食べていない。歩くとおなかが減らないのだろうか。それとも風邪気味で出発したからただ体調が悪いだけなのか。ラーメンはこってり系で普段の自分ならおいしいと感じるだろうと思ったがこの時の自分にはきつかった。そろそろ日が暮れてくるが先を目指す。しかし日が暮れたとたん非常に寒くなってきた。特に風が冷たい。とりあえず次の町まで行こう。烏川を渡り倉賀野宿へ。昔の雰囲気が残っている気がしたが暗くてあまりよくわからなかった。また、思ったより小さな町だったので結局次の高崎を目指す。1時間ほど歩いてようやく高崎宿へ。新幹線も止まる大きな街なのでここで今日は終わりとする。この日の歩行時間13時間。歩数87234歩。

3/31  雪
 7:00   高崎宿 前日から天気予報で雨が降るといっていたのでどうしようか迷っていた。しかも今日は碓氷峠越えが待っている。結局、山のふもとの横川駅まで行ってから考えようと思い出発。外に出ると雪が降っていて、非常に寒い。上は4枚着て、下もウィンドブレーカーの上にジーパンをはいて出発。高崎からは18号線沿いに進む。はじめは雪は積もっていなかったが次第に土の上には雪が積もるようになってきた。板鼻宿、安中宿をこえる。携帯電話も圏外になるようになってきて周りの景色もいい。周りの山も木々も雪化粧をしている。松井田宿につく頃には雪はやんでいた。これなら山を登れると思った。横川駅ではおぎのやで峠の釜飯を食べた。国鉄最大の難所であった横軽間の碓氷峠に関する展示なんかがあったりした。横川駅を出ると碓氷峠前最後の宿場町坂本宿に着く。この頃また雪が降ってきたので国道を登ろうと思っていたが国道の横に旧中山道のハイキングコースが。それほど雪も積もっていなかったので旧道の方へ。思ったよりも進みづらい道で、雪の上に人の足跡がないことに不安を感じながら登っていく。途中犬のような足跡があり、ついに熊のような足跡も発見。さらに「熊出没注意」のはりがみ。不安になり引き返そうかと思ったが数キロ進んでいたので頂上を目指すことに。次第に雪が多く降ってくるようになり積もっている雪もはじめは数センチだったものがひざが埋まるくらいまでになっていた。途中で持っていた飲み物もなくなり、疲労のため進むのが困難になってきたので雪を食べながら進むことに。水分を補給できたことで元気がわいてきて何とか少しずつ頂上を目指した。この時は緊張感のせいか雪を食べ続けても寒くなく、ただひたすら頂上を目指した。しかし、視界は悪くまた道は木々に囲まれているためにどこまで行けばいいのかまったくわからなかった。途中で晴れてきはしたが依然深い雪は変わらず、ここで力尽きたら死んでしまうと思いながら山を登り続けようやく頂上に着いた。ここは神社があり夏にはにぎわうところらしい。しかし飲み物を買おうと自動販売機にお金を入れてもお金が戻ってきた。自動販売機は動いていなかった。こんなところにくる人はいないからなぁ。